tackman's 一口馬主・POG日記

一口馬主生活・POG関連を書き散らすところです。馬券的な話は多分しません

2023年一口出資馬の振り返り

今年は出資第0世代がファンド解散をしたり、デビューした第1世代から故障引退馬も出ればオープン入りからG1出走した馬まで出てなかなか激動だったと思います。というわけで今年で2歳以上各馬の今年を振り返り。

ロフティースマイル(牝4歳)

昨年地方転出から2勝して中央復帰したものの、ここでは噛み合わない競馬が続き結果は出ず。7月の未勝利戦をもってファンド解散で出資馬ではなくなり、ロフティースマイル自身はサラオク経由で金沢競馬に移籍となりました。ロフティースマイルは21年の4月という時期で、まだ出資できる2歳馬がいるんだ!ということで出資した子。クラブで期待馬への出資は1歳時にするのが常道ですから、私の中でまずやってみる一口ということで第0世代という扱いでした。実際デビューまでこそ順調でしたが、勝てない未勝利戦・地方転出・中央への再転入、そしてファンド解散と一口ライフサイクルを経験できて最初の一頭としては十分な経験値を私にくれました。ありがとうロフティースマイル、と言うにはまだまだ元気で金沢を走っているようですが、出資者としては一区切りとなりました。

アンモシエラ(牝2歳)

7月にダ1400でデビュー、着順こそ振るわなかったものの叩いて伸ばす松永厩舎のスタイルが合っていたのか次走小倉ダ1700、阪神ダ1800と伸ばして着順を上げつつ10月に京都ダ1800未勝利戦で初勝利!一口馬主として嬉しい中央初勝利となりました。のみならず中2週で臨んだもちの木賞(1勝クラス特別、京都ダ1800)で連勝してなんといきなりオープン入りしてしまいました。望外とはこのこと。もちの木賞もクラウンプライドやデルマソトガケといったスターが勝ち上がって行った出世レースですから、ダート路線の星として期待してしまいます。その後は全日本2歳優駿が残念ながら抽選除外されたので、芝のG1ホープフルステークスに参戦。出資馬G1出走の実績解除までついてきました(結果は完走馬では最下位でしたが)。

距離は伸びていいタイプのようで、振り返るとデビュー戦の1400は忙しかったと分かります。キレはそこまでの代わりに前目につけてしぶとく脚を使えるのは私好みの走りでもあります。距離がどこまで伸びて良いかは分かりませんが、ダートのチャンピオンディスタンスとして大井2000まではこなすでしょうし先々楽しみしかありません。

リヤンイヴェール(牝2歳)

アンモシエラと同日同牧場産まれ、1歳時までの近況ではアンモシエラと一緒に遊んでいるところが報告されていて2頭セットで出資を決めた片割れです。7月の函館でアンモシエラから1日遅れでデビュー、盛り上がって函館まで現地観戦に行ってしまいました。結果は3着も、着差はなかったし道中スムースに行かないレース内容でしたから勝ち上がりからゆくゆくは重賞戦線も期待できる内容でした。しかしその後放牧している間に「右寛骨複骨折」、股関節を形成する腹側の骨の骨折が判明し、競走能力喪失で引退となりました。カイ食いは良く外厩では547kgも記録していた大型馬で、大型馬のリスクはこういうところに出るのかなと思わされた馬でした。

パリッドキャリア(牡2歳)

2月産まれで血統的にも早熟なはずということで仕上がり早を期待していました。が、6月に疲労から休養、8月には左目の擦過、その後も今ひとつリズムに乗り切れず順調さを欠いた過程となっています。10月には一応脱北したものの、まだデビューのメドがついていない段階です。改めて振り返ると大きなケガをしたわけでもないのにこの仕上がりの遅さ、不安が大きいです。

ホームアンドドライ(牡2歳)

6月にチャンピオンヒルズに移動、仕上がりは遅い馬と思っていただけにちょっと意外に思っていたところ8月末日に入厩、あれよあれよとゲート試験まで通ってしまいました。まだ若いということで一旦放牧に出された後に12月デビューが予定され、栗東坂路の調教タイムを見る限り新馬戦でも勝ち負け出来そう…となっていましたが熱発でデビューは年明けにずれ込んでしまいました。この時期馬の感冒が流行っていたようで、パンサラッサも引退式を延期したりしていますね。年内デビューならず&仕切り直しとなったものの、年明けにデビュー戦が予定されていますしここは期待の一頭です。期待というか、広尾に出資したこの世代の4頭の牡馬では唯一まともに走れそうなのがホームアンドドライなのですが…

ラヴシュプリーム(牡2歳)

シュウジデイファームで乗り込まれて9月に美浦へ入厩、一旦放牧に出たところで飛節後腫の症状が出たため12月まで軽めの調整しかできない状況。年末になってようやく本格的な乗り込み再開と順調さには欠く過程です。3歳秋や古馬になってからも楽しみだとは思うので、ゆっくりでありつつ未勝利突破は何とか間に合って欲しいところ。鈴木慎太郎厩舎は広尾の馬でじっくり見る形で結果も出していますし、希望を持って行きたいところです。

トゥジュール(牡2歳)

牝系から期待していた馬で、馬体も順調に育っていたところ7月に屈腱炎が発症してしまいました。引退やむなしの故障ではあるものの、現在まで治療をされつつデビューを目指すようです。2歳でこの時期までに半年を棒に振っているのは致命的だと思っていますが、デビューできる可能性が残っている限り手を尽くすというのがクラブの方針なのかと思います。この世代では一番厳しい結果を突きつけられている一頭です。

パンドジェーヌ(牝2歳)

7月に函館競馬場に入厩、ゲート試験を突破と順調なら北海道デビューも視野に入っていたように思います。ゲート試験の映像では抜群のゲート出で、レースでもできるならと期待が高まりました。ただ輸送減りする体質のようで、函館への輸送で40kg近く減っていたため早来に戻り秋デビューの方向へ。10月に美浦に入厩、11月東京開催でのデビューを目指したたところ球節の腫れで先延ばし。その後天栄に放牧も馬体が回復しきらず、全て万全とは行かないながら時期も時期ということで1月後半にデビュー予定となっています。球節の他にも輸送で減る、外厩でも馬体がなかなかふっくらしないなど牝馬の難しいところを感じさせられました。仮にも1億越えホースですし、新馬戦得意のエピファネイア産駒ですからデビュー戦は一発回答して欲しい。というかトレセンではゴリゴリ馬体が減るタイプなので、そこで勝てないと厳しそうなので祈る気持ちです。

シャンパンポップ(牡2歳)

大きい時は600kg近くある超大型馬にして見る人みんなが「怖い」という立ちつなぎ、固すぎて大丈夫かと思われる歩様、だけど走らせるとホースマンが絶賛するという何とも難しそうなタイプ。外厩で褒められる→入厩して歩様の乱れから放牧へ→外厩で立て直して褒められる、のループに入っていてやきもきする馬でした。そこにしびれを切らした武幸四郎調教師、12月になりついに「こちらで責任を持ちますので入れてください」との宣言で年明けデビューの流れへ。この間夏頃まではひたすら可愛い感じだったのが、冬になりグイグイ走って抑えるのが大変になってきたようで競走馬らしさが出てきたようです。調教で走る映像を見て自分としては珍しく「かっこいい」と感じた馬なので、とにかく無事にデビューして能力を見せて欲しい馬です。

広尾TC2024年2歳馬募集馬

6/17に広尾サラブレッドクラブで22年産駒の募集が始まります。既に募集が始まっている同世代の子も合わせて、気になる馬をピックアップしていきます。

ディメンシオンの22 牡

広尾の先輩方には思い入れが強いと思われる母の子の募集です。ディメンシオンは馬柱を見ても重賞ウイナー級だったのは疑いないですし、母が強いというのは個人的には一口出資では極めて重視しています。ロードカナロア×ディープの血統は文句なしだし自分好み、生産は広尾のメイン木村牧場、所属予定厩舎も不安なし。予告が出たときはおいくら万円するのか戦々恐々していたところ、募集総額も6000万円とこの内容からすると破格です。

これは争奪戦間違いなし朝から広尾WebにF5アタックの構えだったのですが、測尺を見てかなり躊躇をしてしまいました。5/31測定で馬体重355kg、体高145cm、胸囲160cm、管囲18.0cm。この時期なので馬体重や体高は問題ないのですが、管囲の細さはかなり気になります。管囲に関しては1歳の夏前時点でも将来の馬格との連動性が強いという認識をしています。なので、仕上がりもかなりの小型馬になることが見込まれます。単純比較するものではありませんが、血統構成の近いパンサラッサが同時期で体高152.5cm、胸囲169cm、管囲19.5cmです。体高胸囲を置いておいても、管囲で結構差があります。木村牧場で出てくる管囲は小数点以下が.0ジャストのことが多く、そもそも測定精度に疑問もつきますが…

誕生日が出資馬リヤンイヴェール・アンモシエラと同じ2月3日で、これも運命出資だ!と思っていただけにすごく悩ましい一頭です。

ステラリードの22 牝

個人的にルーラーシップには好印象も悪印象もなく、人気のステラリード産駒に割って入るほどの熱はないので他会員にお譲りしていいかな~くらいの感覚ではありました。ただ誕生日がディメンシオンの22と同じ2月3日なので、ディメンシオンの22に出資するなら一緒に行こうとは思っていました。ディメンシオンの22は上で書いたようにサイズ不安があり、そちらに行かないならこちらもパスかなという感じ。

逆の発想で、ステラリードの22をメインに考えてセットでディメンシオンの22にも出資するという考え方もあり?

馬自体に不安要素もなく(強いて言えば第9子なことくらい)、募集金額5100万円もリーズナブルとは思います。本馬は完全な芝血統と思われるところに、高柳大輔厩舎の実績がダートに偏っているのは気になりますが…

フォーエヴァーユアーズの22 牡

  • 2022.05.16生
  • 父シルバーステート、母父Motivator
  • 生産:パカパカファーム
  • 予定厩舎:美浦中舘英二
  • 販売総額2400万円 / 2000口

兄のフォーエヴァーユアーズの21ことトゥジュールには出資させていただいております。母父Motivatorポチーと意識を失って出資したトゥジュールの弟で、募集価格も控えめなのでまあ出資でいいかなとは思っています。馬体重332kg、体高144cm、胸囲161cm、管囲19.1cmは馬格こそぱっと見小さいですが、遅生まれのこの時期ですし管囲も許容範囲の太さなので問題ありません。冬毛ボーボーの募集写真はどうなのと思わなくもないですが、本馬に関しては私は気にしないので競合減るならラッキーくらいに思っています。

出資は前向きではありますが、所属厩舎は若干の不安があるのと、即満口にはならないだろうという予想でもう少し様子を見守ってから決めようと思っています。

ルックオブラブの22 牡

ゴールドシップ産駒の特に牡馬は走る可能性はなかなか低いなと思っています。それでもゴルシ産駒、一頭くらいはいてもいいかな…という気持ちはあります。芦毛なのもいい。募集額1400万円なのも回収のハードルが低くてベネ。ただこの子も小柄で、馬体重310kg、体高148cm、胸囲159cm、管囲18.0cmは遅生まれにしてもうーんという感じ。父はデカい馬なのにずいぶん小柄に産まれたものです。それにしてもこの子も木村牧場生産なのですが、今年の木村牧場産は小さい子が多い気がします…

ゼロカラノキセキの22 牡

すいませんレッドファルクスのこと何も分からないです、純粋に知識不足でお恥ずかしい。ルックオブラブの22と芦毛セットで出資してもいいかな~くらいの感覚。馬体重353kg、体高149cm、胸囲167cm、管囲19.0cmで馬格は悪くなさそう。厩舎に関して美浦は超一流を別にすると栗東と比べてマイナスで見ているのですが、今年の美浦の工事で栗東との坂路格差が埋まることを期待するなら気にしなくていいのかも。

募集額はリーズナブルだし、なんだかんだ広尾の木村牧場なので出資して損はないのかも。いずれにしろ即満口はなさそうなので、一旦様子見から入るとは思います。

スーンシャインの22 牝

写真を見て「おっ良さそう」となりました。数字的にも馬体重365kg、体高150cm、胸囲163cm、管囲19.0cmと問題なさそう。

血統的には初年度からダービー馬を出したサトノクラウンの産駒ですね。私は今年のダービーは現地観戦までしておいて、未だに「サトノクラウン産駒がダービー、マジ?」という感覚が抜けていなかったりはします。そういう個人的な先入観は置いておくと、主流条件でクラシックもその後も期待はして良さそう。

私は出資先のポートフォリオの組み方として、1世代内で (牡, 牝) × (栗東, 美浦) でバランスするような形にする方針でやっています。本場は 牝×美浦 の枠としての出資がありえそう。即満口組ではないはずなので、一旦はケンから入りはします。

ヴェイパーの22 牝

  • 2022.03.10生
  • 父ブリックスアンドモルタル、母父Galileo
  • 生産:桑田牧場
  • 予定厩舎:美浦・栗田徹
  • 販売総額3000万円 / 2000口

こちらは昨年度の追加募集で、既に募集開始されていた子。ブリックスアンドモルタル産駒です。去年は初年度産駒、楽しそう!と言ってサンドクイーンの21ことアンモシエラに出資しました。まだ新馬戦が始まって2週ほどですが、ブリモル産駒は既に複数頭が勝ち上がっており種牡馬としてはアタリなのではと思っています。

というわけで22年生まれもブリックスアンドモルタル産駒に出資はしたいのですが、本馬は母父Galileo牝系も欧州系とまあ重い。肌にサンデーサイレンスが一滴でいいから入っていればとなります。ミスタチオン型もばっちりT:T、大成すれば欧州で爆走してくれそうという夢はありつつ、まず日本で勝ち上がれるかがものすごく博打に見えます。写真で見て雰囲気はありますし、担当者が「生まれついてのアスリートタイプ」と言うのも全くのリップサービスではなさそうなんですが。ブリックスアンドモルタルが令和のサンデーサイレンスなら母方の血統がこれでも走るはずなので、出資するならそちらに賭ける感じでしょうか。

所属予定は栗田徹厩舎、デプロマトウショウの21ことリヤンイヴェールがお世話になっております。タイトルホルダー(ファンです)の厩舎でもあります。測尺は馬体重388kg、体高148cm、胸囲171cm、管囲19.8cmで問題なし。その上で募集額3000万円ですから悪くないように思っています。

欧州で走れそうな血統で海外遠征に積極的な広尾からの凱旋門賞経験のある栗田徹厩舎だから、本馬に出資したら欧州に連れて行ってくれたりしないかなと思ったり。

ストームハートの22

こちらも昨年度の追加募集からの引き続き。母も広尾の馬で、本馬が初仔。血統図だけ見るとマイルから2000くらいでの活躍を期待、となるのですが遺伝子型はC:Cで短いところに出てそう。血統図から想像する距離と遺伝子型が合ってない子は悩ましいですね。個人の見解としてはミスタチオン型は覆らないので、本馬は長くて1600までになるんだろうなと思っています。

馬格の方は馬体重377kg、体高152cm、胸囲171cm、管囲19.0cmと立派で良さそう。写真の雰囲気も悪くないです。調教師の田中克典師に関して婿殿呼ばわりする人はいますが、実績見る限り問題はないしむしろ良い厩舎なのではと思っています。

総じて悪くはないし募集額2200万円なら行っていいとは思うのですが、個人的に強く出資したくなる理由もないので悩ましい。栗東牝馬の枠として横目で見ることになりそう。

その他と予告

色々検討していたら当初興味がなかった他の募集馬も気になってきた。ハイアーラヴの22でレイデオロ産駒を押さえてみたい気もするし、エンパイアブルーの22で高柳瑞樹厩舎に預けてみたくもあるし、脳死オルフェーヴル産駒のエレナレジーナの22に行ってみたくもなる。全頭検討してみた方がいい気がしたので、残りも多分追記します。

2021年度末産駒日記(1) 入厩済み組

競馬歴では6月が年度始まり論者をしています。ダービーが終わり明けて6月には2歳新馬戦が始まるタイミング。ということで、21年産駒の出資馬たちの記録と所感を書き留めておこうと思います。

リヤンイヴェール

昨年9月にチャンピオンヒルズに預けられた後はあれよあれよと順調に行き、4月に入厩してゲート試験も一発合格。チャンピオンヒルズへの短期放牧を挟んでこの5月に帰厩、函館デビューという言葉が師から出てきました。ミスタチオン型はCTなのでスプリントは出ないと思うんですが、その場合は第二回の函館開催で7月デビューでしょうか?馬体重は5月中旬で537kgと、最近はアンモシエラより目方が重くてデカくなったなあと思います。厩舎は美浦なので滋賀にあるチャンピオンヒルズと行ったり来たりをしているのですが、移動で馬体重が減らないのもいいですね。いずれにしろ広尾の出資馬では一番デビューが早そうですし、何かしら結果を期待できそうで楽しみです。

アンモシエラ

リヤンイヴェールと一緒にチャンピオンヒルズに行っていたアンモシエラ、5/26に栗東へ入厩のお知らせが来ました。関西~関東への移動が入るリヤンイヴェールと違って、栗東所属で滋賀県内の移動になるアンモシエラは気づいたらチャンピオンヒルズからトレセンに移動していますね(美浦なのにチャンピオンヒルズ使っているリヤンイヴェールの方が珍しく、こっちが普通なんでしょうけど)。4月の段階だと雄大ではありつつちょっと眠いところのあった馬体が、5月の写真ではグッと美しくシュッとした感じになっていました。栗東トレセンでの調教も順調なようで、こちらもそこそこ早めにデビューするのではと期待しています。

シャンパンポップ

かわいい(かわいい)。牡馬なんだけれどバヌーシーで上がってくる動画が人懐っこくとにかくかわいい。なお500kg超えの大型馬の模様。かわいい上に過程は順調で育成牧場での評価も高く、調教に入ったのが遅かったと思いきやあれよあれよという間に入厩してゲート試験も先日通過(一回落ちたけど)。歩様走法を見る目はないのですが、栗東坂路を駆けている姿はいい感じに見えました。デビューも早そうで、夏の楽しみができています。

こうして並べると、早期に入厩しているのは大型馬ばっかりですね。デカい方が育ちは速いんでしょうか。

2021年産駒DMM滑り込み出資の記録

サービス研究的な意味でDMMバヌーシーで1頭は出資した方が良さそうと思っていたのと、週刊Gallop2023年2月26日号でコパさんが1世代の出資数で8は風水的に良い数字と語っていたので、21年産駒を2頭追加することに。広尾は既に6頭出資していてそこまでピンと来る子がいなかったので、勢いついてバヌーシーから2頭に出資。

シャンパンポップ / 牡'21.04.18生 / 父キズナ

シャンパンルームの21、過去に検討していた。なんかあれこれ言っていたものの結局出資しちゃった。「買う理由が値段ならやめておけ、買わない理由が値段なら買っておけ」の教えに従って募集額は見なかったことにした。結局ミスペンバリーの21ことロディニアへの出資を見送ったので、キズナ牡馬枠としてじゃあこの馬かな~という流れ。直近は順調そうなのと、名前も割りと気に入ったのもあり出資しました。ロディニアの名前も兄パンサラッサと合わせてめちゃかっこよかったので、満口になってなかったらもっと迷ったかもしれないけどこれも縁ということで。

パンドジェーヌ / 牝馬'21.03.13 / 父エピファネイア

基本情報

出資の経緯

はい、エピファキンカメ牝馬です。叔母にアーモンドアイ、高額馬行っちゃいました。シャンパンルームに2.9万円出せるならここに3.1万円出してもええやろ行ったれ!という勢いで行ったものの、募集総額と期待回収率を考え始めるとダメなやつですね。牝系からロマンを買ったということで。あと21世代最後の1頭ということで、牡牝/東西/芝砂/距離のマトリクスがバランス良くなる枠の選択肢から消去法的に残った枠でもあります。

馬体と立ち姿、歩様は判断できるだけの知識経験はないものの、出資馬中では一番印象良かったというのはあります。あとお顔、みんな可愛い中でもこの子はくりくりおめめが可愛かったのでまあいいかなと。

近親のコンティノアールが直前のサウジダービーで好走していたのは出資のひと押しになりました。あと名前、カッコ良すぎでなく安っぽくもなく牝馬にいい感じだったので。

出資馬2021産の馬名決定

広尾の出資馬も本日馬名が発表されて、全8頭の馬名が決定しました。DMMの出資馬も合わせて紹介

リヤンイヴェール / Lien Hiver

仏語「冬の絆」。デプロマトウショウの21

パリッドキャリア / Pallid Carrier

貝の名前、今回初めて知った。サンライズシェルの21

アンモシエラ / Ammotheella

ギリシャ語「砂の嵐」。サンドクイーンの21

ラヴシュプリーム / Love Supreme

英語。パーフェクトラヴの21

ホームアンドドライ / Home And Dry

英語「目的を達成する」と説明されていたけど、何か由来があるのかちょっと分からない…語感は悪くない。セイリングホームの21

トゥジュール / Toujours

仏語。意味は「ずっと、永遠に」と説明されているけど、副詞なので英語だとalwaysとかforeverくらいの感じなのでは…?フォーエヴァーユアーズの21

シャンパンポップ / Champagne Pop)

シャンパン+ポンと開栓する時の力強く弾ける音」。シャンパンルームの21

パンドジェーヌ / Pain de Genes

アーモンドを使ったフランスの伝統的なお菓子。パンデリングの21

2022年お馬さん関連振り返り

この記事は「どもがよ Advent Calendar 2022」の記事です。

年末には少し早いですが、アドベントカレンダーを書く機会なので2022年の一口馬主POGの振り返りと、競馬生活で印象に残ったことをまとめておきます。

POG

netkeiba主催のもののみ参加。参加できるPOGがあることに気づいたの夏前くらいで、ルールの把握もそこそこに慌てて10頭を指名。

  1. ラヴェル
  2. リバティアイランド
  3. ドゥラエレーデ
  4. シリンガバルガリス
  5. アスパルディーコ
  6. ノットファウンド
  7. ルクスグローリア
  8. オルノア
  9. シュバルツガイスト
  10. バトルハーデン

この記事を書いている段階で順位は約5.8万人の参加者数で5000位ちょっと、上位10%以内に入っているくらい。アルテミスステークスラヴェルとリバティアイランドがワンツーだったのが効いていますね。この2頭はこの12月の阪神ジュベナイルフィリーズに駒を進めるようで、引き続き活躍が期待できそう。牝馬クラシック戦線も今から期待できそうです。

ダートでの勝ち上がりになったドゥラエレーデも、東スポ杯2歳ステークスで頑張って4着。流石に上位3頭は強かったものの、東京で逃げてこの順位ですから期待できそうです。次走はホープフルステークスとのことで、中山2000は結構やれるのではと期待しています。

一口馬主

今年頭時点で1頭のみの出資だったのが、いつの間にか出資頭数が8頭になっていました。なんか勢いがついてしまって…

一口馬主は去年の春に始めたのですが、一口馬主を始めるには微妙なタイミングでした。2歳馬の募集はほぼ終わっている一方、1歳馬の募集は本格的に始まる前。なるべく早く走っている出資馬を見たかったので2歳馬を探したのですが、出資しても良いと思える子がいたのは僥倖だったと思います。それを踏まえて、2022年は1歳馬募集に行く方向で動きました。

加えて、夏ごろに2024年からの2~3歳ダート路線の整備が発表されました。これまでは一口をするにしても、ダート路線だとどうしても夢の天井が低くてちょっと残念だなあとなるのは否めませんでした(などと言っていたせいでダートで大活躍するドライスタウトを、出資が間に合ったのにスルーしてしまったわけですが)。それがちょうど2021年生まれはちょうどダート3冠の最初の年の世代になるということで、ダートもいいじゃんと言いながら出資できるようになりました。結果あの子もこの子もと言いながら、当初予定よりだいぶ多く出資してしまう流れに。

ロフティースマイル

これまでの経緯3行まとめ(もう少し詳しい内容は過去記事で)

  • 2021年の春、2歳時に出資
  • 2022年3月に骨折判明、笠松に転出
  • 治療後笠松で3戦2勝ち、9月に中央復帰を決定

そして12/3 中京6R若手ジョッキー限定戦に出走、中央復帰戦。主張して逃げを打ったけれど、残り300のあたりで完全に止まってしまい大差で最下位。ハナを奪うため前半で消耗した展開を考慮しても止まり方が距離っぽく、ジョッキーも同様のコメント。エイシンフラッシュ×サンデーサイレンスの血統的には中距離が行けそうだと思っていたんですが、短距離に出たんですかねえ…しばらくは距離を短縮しつつ適条件を見つける旅になりそうです。せめて1600が走れるといいんですが。

競馬

今年は初めて競馬場に足を運んでみました。9/19のセントライト記念中山競馬場へ、11/27のジャパンカップ東京競馬場へ。セントライト記念はオニャンコポンを、11/27はヴェラアズールの応援ということで行きました。歴史的レースになった天皇賞・秋に行きそびれた時は大魚を逸したなあと思いましたが、ジャパンカップもすごいレースだったし馬券も取れたので塞翁が馬だったかも(秋天に行けてたら多分JCの現地観戦はしていないので)。

いきなりG1に行こうとしても抽選に通らないかもしれないなと思っていたところ、折よくオニャンコポンがG2セントライト記念に出走するということで競馬場デビュー。アクセスの悪さに定評のある中山に実際行ってみての不安解消、手持ちのレンズでパドックは十分撮れてもレースは無理なこと、場所取りと移動のトレードオフなど、一回行ったことで現地観戦のハードルを下がったと思います。

そして府中の東京競馬場ですが、競馬の先輩方が「他の競馬場もいいけどあそこは特別」と言っていたのも納得でした。誤解を恐れずに言えば、日本競馬の国威を示す建造物です。中山競馬場も良い場所でしたが、比べてみてなるほどこれは別格だと納得しました。ジャパンカップという、割りと特別な日に初めて行けたのは良かった。

ジャパンカップの季節の残念なところとして、レースが終わるとすぐに真っ暗になってしまうという点がありました。つまり来年のダービーに見に行きたい。

2022年一口出資まとめ

師走になったので出資の現況まとめです。いつの間にか出資頭数が8頭とかになっていたので、流石に今年中に出資馬が増えることはないはず…

ロフティースマイル

サンドクイーンの21

デプロマトウショウの21

サンライズシェルの21

→ これまでの出資馬紹介記事へ

セイリングホームの21

ゴッドフロアーの22

→ 2022秋の広尾TCの出資検討の記事へ

パーフェクトラヴの21

→ 2022秋広尾出資検討(追加)の記事へ

フォーエヴァーユアーズの21 / 牡馬21.03.02生 / 父リアルスティール

基本情報

  • 母(母父):フォーエヴァーユアーズ(Motivator)
  • 生産者:パカパカファーム(新冠町)
  • 調教師:奥村武[東]
  • 募集総額:2600万円 / 2000口

これまでの経緯

過去の広尾の出資検討で完全スルーしていたはずが、母父Motivatorに気づいたらスゥーっと意識を失って申込完了していた子。いやタイトルホルダー好きなので…

例によってにわかなためリアルスティールのことはよく知らないものの、2歳時にドゥラメンテに土をつけているしドバイターフも勝っている。国内に最適なG1がなかっただけで血統面も優秀らしいという触れ込みを鵜呑みにしています。あと出資したタイミングで新馬たちがドシドシ勝ち上がっていたという流れもあって出資をした気がする。

募集ページの血統分析でもタイトルホルダーに言及があるし、多分にタイトルホルダーの幻影を見て買った気がするものの、馬格も良さそうで割引材料もなさそうなのでじゃあ一口…みたいなことを考えたんだと思います。価格も良心的だし、買って後悔ということもなさそうなので今後も楽しみにしています。