tackman's 一口馬主・POG日記

一口馬主生活・POG関連を書き散らすところです。馬券的な話は多分しません

2022秋DMM出資検討

今年は広尾をメインに、サブとしてYGGがあるのでDMMに出資するつもりはありませんでした。クラブを分散させると会費もかかるし…と思っていたのですが、きっかけと思うところあってサブクラブとしてDMMの会員にはなっておこうと思いました。「DMMの馬に一口出資しておく」が目的なので、あまり高額でないところに一口だけのつもりで。幸いDMMは口数が少ないと会費も安いシステムなので、サブクラブ用途との相性は良いです。

超高額馬系

1億円前後の高額馬は流石にぱっと見良さそうな馬が揃っていますが、高額馬は回収するハードルが高いし投資額もネックになります。その一口で広尾のお買い得なところ何口か買えてしまいますしね。今回はまとめてスルーです。

シャンパンルームの21(牡) / '21.04.18 / 父キズナ

基本情報

検討内容

サブクラブ目的という観点からは若干お高いけれど、許容範囲なので一応検討。キズナの牡馬、母は何も分からんけれど米国の2歳チャンピオンで優秀な牝系の模様。まあノーザンの生産だしいい肌馬に決まってるんでしょう。キズナ牡馬に出資したい気持ちもあるし、社台やノーザンなどの名門牧場に一口行っていくのも悪くない気はしてきました。

ただキズナの牡馬はパワーに寄ってスピード不足になりやすいところ、本馬は10/25時点で体重528kgと大きすぎる懸念があります。足も直飛でダート向きなのかなと思いつつ、全体は芝っぽくクラブコメントも芝前提の書きぶりで、どうにも噛み合わない印象が否めません。こうなると募集額が若干お高めなのも気になってきます。

悪くはないと思うのですが、サブクラブ目的としては出資額も大きめなので買いづらいかなとなっています。

カデナダムールの21 / 牝21.03.14生 / 父ドレフォン

基本情報

検討内容

ラブズオンリーユーの全姉の子!父ドレフォンも良さそう、そして天下のノーザン生産馬が募集総額3600万円で買えてしまうとなるとちょっと目の色が変わります。馬体重は10/25時点で420kgと多少小柄ですが許容範囲。いやもう、これ行くしかないのでは?と思ったんですよね。

ただその、厩舎が…DMMは「馬熱大陸」という名前で各調教師の紹介動画を作っているのですが(動画の方向性はタイトルから察せる通りです)、なるべく良く調教師を見せようというその動画を見た感想が、申し訳ないですが「あっダメだ」でした。「悪い人じゃないのは分かるけれど、勝負事でタマを預けたくはないタイプ」と直感してしまいました。主観の話だし完全に私のフィーリングでしかないのですが(気になる方はご自身で動画をご覧になってください)。念のためと思って数字の面を見ても、先代から引き継いだ古馬は活躍しているものの一から育てた世代の戦績は割りと壊滅的です。

まあ競走馬なんて上手く行かなくて当たり前ではあるのですが、負けて当たり前だけに(大変申し訳ないのですが)「負けた時にどついたろかとなりそう」な調教師の馬に出資するのはやめておこうと思いました。こればっかりは相性問題、馬が合わなかったということで…

ファイナルドリームの21 / 牡'21.01.17生 / 父モーリス

基本情報

  • 母(母父):ファイナルドリーム(Frankel)
  • 生産者:辻牧場[浦河町]
  • 調教師:池江泰寿[西]
  • 募集総額:2800万円 / 2000口

検討内容

モーリス×Frankel、牝系も母自体は未勝利だったものの近親に活躍馬多数と、マイルで天下取る夢が広がります。それでいて募集額は2800万円と良心的。成長や育成も順調そうで、本記事執筆時点で残口わずかなのも納得です。私も割りと出資に前向きな気になりました。

ただ予定している厩舎、実績があるところなのですが非ノーザン馬の扱いの悪さに定評があるようです。新馬戦で走れなかったら悪いサイクルになり、3歳春で引退というのが具体的に想像できてしまいました。一方でモーリス産駒は晩成傾向という認識なので、出資して上手く行かなかった時に後悔しそうです。走る馬なら全てをひっくり返して走るのもまた競馬だとは思いますが。

募集額・出資額ともにお手頃ではあるので、一応ピックの候補にはなります。

パセンジャーシップの21 / 牝'21.01.23生 / 父エピファネイア

基本情報

検討内容

社台の生産馬でエピファネイア産駒、サンデーサイレンスの4x3の牝馬と信頼安心の塊ですね。↑で社台かノーザンの馬に一頭くらい出資してもいいかなと書きましたし、この時点で私の中では割りと買いです。ずいぶん募集額が安いなとは思うものの、セレクトセールでの落札額が2600万円とお安く落札できたもののようです。スプリンターになりそうな分、クラシック狙いの馬より安くなるという理屈なんでしょうか?

9/28時点で520kgは結構な大型馬で、短距離型では個人的には好材料です。その他育成も順調なようで安心社台。

入厩予定の調教師はなかなか個性的な方のようです。調教師紹介動画の馬熱大陸を見て、こちらは調教師の方に好感を抱きました。調べてみると本当に強烈な個性をお持ちのようで、古き良さも古き悪さもそれぞれ事例の記事が出てきます。古き悪しき方は、ジョッキーや厩務員に怒鳴る殴るよく喧嘩もしてジョッキーを自分の馬に乗せないなど、分かりやすく昭和の男。古き良きの方では仕事に真剣で馬も愛するという、本当に昭和の男のようです。上司にすると難儀するかもしれませんが、仕事を頼むなら頼りになりそうという印象になりました。正直現代では許されなくなってきているタイプだとは思うのですが、人間より馬を愛してそうなあたりは個人的には嫌いになれなかったんですよね。ここまで完全に書き忘れていましたが数々の名馬を送り出した実績ある方で、当たり前のことは書かれない法則が発動していました。

馬の見た目はきれいな尾花栗毛をしています。本馬を見て完全に理解したのですが、私は栗毛の中でも尾花栗毛脆弱性を抱えているようです。自分の性癖を完全に理解してしまったので、以降は尾花栗毛がいたらとりあえずカミモク(髪色目的。馬なので毛色目的か)で出資したり応援したりすればいいとマヤ理解っちゃった…

しかも本馬に出資した時には、名前の応募でやってみたいことを一つ思いついています。1口で名前応募が通るともあまり思いませんが、やってみたい以上は出資して後悔したいところ。

というわけで、DMMの中では今のところ本馬への出資が一番可能性が高そうです。残口数にはまだ余裕があるので、一応30%還元期間の年内いっぱいまで見てから決めようかとは思っています。