tackman's 一口馬主・POG日記

一口馬主生活・POG関連を書き散らすところです。馬券的な話は多分しません

2022秋広尾出資検討(追加)

まだ残口に余裕があると思って様子を見ていたセイリングホームの21がいきなり「募集中」から「満口直前」になってしまいました。「募集中」「満口直前」の間に「残口わずか」というステータスがあるのですが、そこをすっ飛ばしての「満口直前」です。大口の出資でも入ったんでしょうか?

ちなみに広尾は本当に残口が無くなってくると、具体的な数字を出して「残口あと○○口」とアラートを出すので一応「まだ慌てる時間じゃない」と自分を落ち着かせています。週明け月曜が追加募集の日なので、そのタイミングでカウントを見る暇もなく終わる可能性はゼロではありませんが…

パーフェクトラヴの21 / 牡'21.03.05生 / 父サトノクラウン

基本情報

検討内容

合わせてこのタイミングで満口直前になった子。父サトノクラウンにあまりピンと来なかったのでちゃんと見ていなかったのですが、満口になる前に一応見ておこうということで確認。

種牡馬でもないのに自分の中でサトノクラウンの印象薄いのはなんでかなと思ったら、父サトノクラウンは2023クラシック世代が産駒第一世代だったんですね。海外系新種牡馬というリスクはありましたが、現2歳が順調に勝ち星を上げたのを見て出資した人も増えた感じでしょうか?母はオルフェーヴル産駒で、にわかオルフェーヴルファン的には嬉しいところ。

血統図をド素人が見ただけだと安直に「早熟性やスピード不足になりそう」となったんですが、そのあたりを見透かされたのかクラブ募集ページで "軽いスピード競馬にも対応できると思います" "重厚な欧州血統という印象を受けますが(中略)この血筋は日本競馬に対応できる欧州血統と考えてよいでしょう。" "血統的な印象としては古馬になってから本格化して大舞台で活躍しているというイメージですが、2歳戦~3歳戦で苦労するタイプというわけでは無く" などの紹介文が並んでいました。額面通り受け取るかはともかく、3歳春まで話にならないということはないと信じたいですね。

生産者木村秀則は広尾では買い材料ですね。広尾は木村秀則牧場生産馬を全部持っておけば回収率プラスになりそう。

厩舎が美浦の新規開業厩舎というのは不安要因ではありました。あと「鈴木慎太」でnetkeibaDBを見るとやたら勝率が低いのですが、鈴木慎太厩舎は2020開業のはずなのに2019年以前のデータも混ざっており、額面の勝率は何か変ですね。数字的な部分は一旦忘れてもいいのかもしれません。適当にネットを見る限り評判自体は良さそうな調教師です。

本馬は初仔でやや小ぶりかなと思っていたのですが、10/14時点で体重406kg・体高156cm・胸囲167cm・管囲19.5cm。体重こそまだちょっとなものの、管囲からすると今後の伸びも期待できそうで馬格に困るリスクはそこまででもないかなと思いました。

募集総額1600万円とお安いし、出資せずに走った時に後悔しそうな馬なのでセイリングホームの21とセットで行こうかな…という気になってきました。サトノクラウンは現役時代にシュヴァルグランと競い合った仲らしいので、その点でもシュヴァルグラン産駒のセイリングホームと一緒に出資するのは面白そうです。満口直前と言われると気になって出資しちゃうのは、我ながらちょろい客という感じはしますが。

2022秋DMM出資検討

今年は広尾をメインに、サブとしてYGGがあるのでDMMに出資するつもりはありませんでした。クラブを分散させると会費もかかるし…と思っていたのですが、きっかけと思うところあってサブクラブとしてDMMの会員にはなっておこうと思いました。「DMMの馬に一口出資しておく」が目的なので、あまり高額でないところに一口だけのつもりで。幸いDMMは口数が少ないと会費も安いシステムなので、サブクラブ用途との相性は良いです。

超高額馬系

1億円前後の高額馬は流石にぱっと見良さそうな馬が揃っていますが、高額馬は回収するハードルが高いし投資額もネックになります。その一口で広尾のお買い得なところ何口か買えてしまいますしね。今回はまとめてスルーです。

シャンパンルームの21(牡) / '21.04.18 / 父キズナ

基本情報

検討内容

サブクラブ目的という観点からは若干お高いけれど、許容範囲なので一応検討。キズナの牡馬、母は何も分からんけれど米国の2歳チャンピオンで優秀な牝系の模様。まあノーザンの生産だしいい肌馬に決まってるんでしょう。キズナ牡馬に出資したい気持ちもあるし、社台やノーザンなどの名門牧場に一口行っていくのも悪くない気はしてきました。

ただキズナの牡馬はパワーに寄ってスピード不足になりやすいところ、本馬は10/25時点で体重528kgと大きすぎる懸念があります。足も直飛でダート向きなのかなと思いつつ、全体は芝っぽくクラブコメントも芝前提の書きぶりで、どうにも噛み合わない印象が否めません。こうなると募集額が若干お高めなのも気になってきます。

悪くはないと思うのですが、サブクラブ目的としては出資額も大きめなので買いづらいかなとなっています。

カデナダムールの21 / 牝21.03.14生 / 父ドレフォン

基本情報

検討内容

ラブズオンリーユーの全姉の子!父ドレフォンも良さそう、そして天下のノーザン生産馬が募集総額3600万円で買えてしまうとなるとちょっと目の色が変わります。馬体重は10/25時点で420kgと多少小柄ですが許容範囲。いやもう、これ行くしかないのでは?と思ったんですよね。

ただその、厩舎が…DMMは「馬熱大陸」という名前で各調教師の紹介動画を作っているのですが(動画の方向性はタイトルから察せる通りです)、なるべく良く調教師を見せようというその動画を見た感想が、申し訳ないですが「あっダメだ」でした。「悪い人じゃないのは分かるけれど、勝負事でタマを預けたくはないタイプ」と直感してしまいました。主観の話だし完全に私のフィーリングでしかないのですが(気になる方はご自身で動画をご覧になってください)。念のためと思って数字の面を見ても、先代から引き継いだ古馬は活躍しているものの一から育てた世代の戦績は割りと壊滅的です。

まあ競走馬なんて上手く行かなくて当たり前ではあるのですが、負けて当たり前だけに(大変申し訳ないのですが)「負けた時にどついたろかとなりそう」な調教師の馬に出資するのはやめておこうと思いました。こればっかりは相性問題、馬が合わなかったということで…

ファイナルドリームの21 / 牡'21.01.17生 / 父モーリス

基本情報

  • 母(母父):ファイナルドリーム(Frankel)
  • 生産者:辻牧場[浦河町]
  • 調教師:池江泰寿[西]
  • 募集総額:2800万円 / 2000口

検討内容

モーリス×Frankel、牝系も母自体は未勝利だったものの近親に活躍馬多数と、マイルで天下取る夢が広がります。それでいて募集額は2800万円と良心的。成長や育成も順調そうで、本記事執筆時点で残口わずかなのも納得です。私も割りと出資に前向きな気になりました。

ただ予定している厩舎、実績があるところなのですが非ノーザン馬の扱いの悪さに定評があるようです。新馬戦で走れなかったら悪いサイクルになり、3歳春で引退というのが具体的に想像できてしまいました。一方でモーリス産駒は晩成傾向という認識なので、出資して上手く行かなかった時に後悔しそうです。走る馬なら全てをひっくり返して走るのもまた競馬だとは思いますが。

募集額・出資額ともにお手頃ではあるので、一応ピックの候補にはなります。

パセンジャーシップの21 / 牝'21.01.23生 / 父エピファネイア

基本情報

検討内容

社台の生産馬でエピファネイア産駒、サンデーサイレンスの4x3の牝馬と信頼安心の塊ですね。↑で社台かノーザンの馬に一頭くらい出資してもいいかなと書きましたし、この時点で私の中では割りと買いです。ずいぶん募集額が安いなとは思うものの、セレクトセールでの落札額が2600万円とお安く落札できたもののようです。スプリンターになりそうな分、クラシック狙いの馬より安くなるという理屈なんでしょうか?

9/28時点で520kgは結構な大型馬で、短距離型では個人的には好材料です。その他育成も順調なようで安心社台。

入厩予定の調教師はなかなか個性的な方のようです。調教師紹介動画の馬熱大陸を見て、こちらは調教師の方に好感を抱きました。調べてみると本当に強烈な個性をお持ちのようで、古き良さも古き悪さもそれぞれ事例の記事が出てきます。古き悪しき方は、ジョッキーや厩務員に怒鳴る殴るよく喧嘩もしてジョッキーを自分の馬に乗せないなど、分かりやすく昭和の男。古き良きの方では仕事に真剣で馬も愛するという、本当に昭和の男のようです。上司にすると難儀するかもしれませんが、仕事を頼むなら頼りになりそうという印象になりました。正直現代では許されなくなってきているタイプだとは思うのですが、人間より馬を愛してそうなあたりは個人的には嫌いになれなかったんですよね。ここまで完全に書き忘れていましたが数々の名馬を送り出した実績ある方で、当たり前のことは書かれない法則が発動していました。

馬の見た目はきれいな尾花栗毛をしています。本馬を見て完全に理解したのですが、私は栗毛の中でも尾花栗毛脆弱性を抱えているようです。自分の性癖を完全に理解してしまったので、以降は尾花栗毛がいたらとりあえずカミモク(髪色目的。馬なので毛色目的か)で出資したり応援したりすればいいとマヤ理解っちゃった…

しかも本馬に出資した時には、名前の応募でやってみたいことを一つ思いついています。1口で名前応募が通るともあまり思いませんが、やってみたい以上は出資して後悔したいところ。

というわけで、DMMの中では今のところ本馬への出資が一番可能性が高そうです。残口数にはまだ余裕があるので、一応30%還元期間の年内いっぱいまで見てから決めようかとは思っています。

2022秋の広尾TCの出資検討

2022秋の広尾追加募集ラインナップが出たので、新規募集馬と合わせてこれまで出資を迷っていた子の検討内容です。

セイリングホームの21(牡) / '21.05.06生 / 父シュヴァルグラン

基本情報

  • 母(母父):セイリングホーム(Shamardal)
  • 生産者:木村秀則[新ひだか]
  • 調教師:高柳大輔[西]
  • 募集総額:2000万円 / 2000口

検討内容

夏前から募集はされていたものの、遅生まれ・初仔でサイズも小さく様子見をしていた子。その後順調にというかぐんぐん育ったようで、10月には420kg台まで目方が増えてきました。初仔が走りにくいのはサイズが小さくなりがちというのが理由の一つとしてあるのでは?と思っていたので、順調に行けば450kg~470kgくらいで走ってくれそうなことは自分の中で懸念点を一つクリアです。

血統面はバリバリ欧州系っぽい母に新種牡馬シュヴァルグランシュヴァルグランは新種牡馬ということで、芝中距離主流条件を目指すんだろうなということ以外は何も分からんになっています。募集ページの血統解説を読んではーそうなんだなあと納得するしかない程度。尻尾がないのに好成績を残し、繁殖牝馬として3頭もG1馬を送り出したハルーワスウィートの事実上2x2という解説を読んで、よく分からんけどすごく凝った血統で作ったんだなということだけ理解しました。

生産者はパンサラッサを送り出した木村秀則牧場で、広尾で期待馬と言えばここの生産牧場のようです。高柳大輔師はテーオーケインズを送り出しており、既に実績ある厩舎の模様。スターズオンアースの高柳瑞樹師の弟なんですね。いずれも良さそうですし、矢作厩舎と比べて価格プレミアムもついていなさそうなのは買い材料

初仔×新種牡馬の冒険で、遅生まれだけは懸念点なのですが、不安要素のない小額馬なんて贅沢言い過ぎですし(何も不安がない馬なら高額募集になっているでしょう)、何かしらある不安要素の中では上等な部類な気がしています。ネットの評判でも「なんで出資全然埋まってないの?」という意見が大半。

手持ちの出資馬を見てみると、牡馬でクラシック路線があり得る子にまだ一頭も出資してないんですよね。その点本馬は遺伝子型もC:Tで、夢は見れそうです。そして出資もまだしていないのに馬名を考えている自分がいたりして(他の出資馬でもまだやっていないこと)、これはもうさっさと出資しろということなのでは?

ゴッドフロアーの22(牡) / '22.02.15生 / 父モズアスコット

基本情報

検討内容

広尾の秋の追加募集馬、当歳。多分ピエノフィオレの21(募集総額7800万円!)と並んで目玉馬という枠なんだと思います。

父のモズアスコットは芝ダートG1勝ちの両刀、22年生まれは初年度産駒の世代とのこと。例によって何も分からんなのですが、Frankelのサイアーラインなのはなんかいいなとなっています。母父ハーツクライの非ディープ系統ということで、そこはかとなくディープに逆張りしたい欲求を抱えている身には何も分からんなりに魅力を感じもします。遺伝子型はC:Cなので、父の血統からしてもマイル以下で活躍しそう。

本馬で注目なのは馬体で、ド素人目にも「当歳でこんなに立派!?」となりましたし、評判を見ても当歳としてはすごい馬体のようです。もちろん馬なので当歳時にすごくてもその後全然成長しませんでしたということもあるでしょうが、その手のリスクは投資の本質ですし一口馬主で気にするところではないと思っています。

馬体ついでに言えば綺麗な栗毛に四足白、金色の尻尾と「顔が好き」の見た目をしています。一口始めて散々募集馬写真を見て気づいたんですが、どうも自分は明るい栗毛が好きみたいです。ブロンド好きの嗜好が馬でも発現してる。

生産者・木村秀則+調教師・矢作芳人は広尾の看板コンボメニューみたいですね。価格プレミアムをどう見るかだけなんだと思います。募集開始当日に満口が目に見えているので、行くなら募集開始前に腹をくくって、先着順のチケットご用意競争に参加する必要がありそうです。

懸念点があるとすれば、母ゴッドフロアーの子はいずれも事故続きでなかなか走っている産駒がいないこと。20年生まれのヴァリアントゴッドも怪我をしていますし、19年と21年産駒も何かしらトラブルで募集されるに至っていないようです。18年~21年生まれの産駒のうち今のところまともに出走しているのは18年生まれのゴッドシエルだけと言えて、1/4でしか走れていないと考えると流石に厳しい印象は受けます。

募集価格を考えると↑の懸念点は自分としては結構厳しく、それでも出資する特別な何かも(顔以外に)感じないので、真水での出資ならナシかなあという判断にはなりそう。ということは、まだ1口分余っている4口無料枠の使い所はここなのではと考え始めています。

ピエノフィオレの21(牝) / '21.03.09 / 父エピファネイア

基本情報

検討内容

超強気の価格設定で広尾民がざわついていた子。血統的にはデアリングタクトでもう三冠牝馬目指しますという感じだし、厩舎も元トップジョッキーなのでお高くなるのは道理ではあります。

セレクトセールで3960万の落札だったそうで、馬のことは分からないものの商売一般の「原価率」で見れば募集価格自体はアリの範囲かなとは思います。ただセレクトセールで公開情報になっている熊癖あり&術歴で、その点について募集ページ内で何も触れていないのはなんだかなと。仮にクラブとして気にしない方針だったとしても、セレクトセールで規定の公開事項になっているような項目に関しては何かしらの表明をするのが筋でしょう。広尾TCの誠実性に関して「あーそういうレベル感なのね」となる事例にはなりました。別に退会するとか以降出資しないという話ではないのですが、クラブの出す情報に対する信頼性はこの水準で見るという話です。

本馬自体の話に戻ると、そりゃ絶対走りそうな血統だしPOGなら抑えに指名するかもという感じではあるんですが、一口で出資したいと思う夢要素・わくわくするところが私にとってはありませんでした。一方で手堅く買うならという視点で見た場合、上述の熊壁術歴に加えて(元トップジョッキーとは言え)美浦の新規開業厩舎などの減点要因が目につきます。血統面も露骨に柳の下のドジョウ狙いで、二匹目ドジョウ狙いは個人的に嫌いなだけでなく「過剰人気」しやすいという馬に限らない経験則もあり、回避に傾きます。

価格的に真水での出資はナシ、やるなら4口無料枠でだろうと思いますが、出資世代を散らすという点と合わせて考えて4口無料権の行使先はゴッドフロアーの22に軍配が上がるとなっています。

ミスペンバリーの21(牡) / '21.02.19 / 父キズナ

基本情報

検討内容

あのパンサラッサの半弟。生産者は木村秀則牧場で調教師はスターズオンアースの高柳瑞樹師の予定で、一頭出資しておきたいと思っていたキズナ牡馬ということもありもう買い要素しかなかったんですよね。冷静になるとスピード不足になりやすいキズナ牡馬に母系欧州血統は辛いのではという話はあり、T:T型の遺伝子と合わせてディープボンドみたいに長距離専用になるのではという懸念はあります。が、私の中では夢の方が勝つのでここまでは問題にはなりませんでした。

問題なのはサイズで、遅生まれでもないのに5月中旬時点で311kgの驚きの小ささで、10月にだいぶマシになったとは言え366kg。単に馬体重が少ないだけでなく管囲が18.0cmしかなく現状の体高も149cmと、恐らくこの先成長してもかなりの小型馬になるのでしょう。狙うのは中長距離路線という馬でしょうからスプリンターのように大型ムキムキである必要はないとは言え、仮に420kgくらいで成長が止まるとすればこの時点で勝ち上がりも厳しい予感がしてしまいます。

広尾は会員になると、非出資馬の近況過去ログも見れる仕様です。会員の権利を使って半兄パンサラッサの過去ログも見てみました。大型馬とは言えないパンサラッサですが、同時期の計測を見ても本馬に比べるとはっきり立派な体格をしていました。大型の全兄アシタカは全く走らず引退した一方、青葉賞2着馬の半兄エタンダールはそこまで大きくなかったので小型なこと自体はいいのですが、本馬に関しては「いくらなんでも小さすぎる」が私の中での結論になりつつあります。

その上で募集価格は高めで、行くなら4口無料枠だけどどうしたものかなと悩んでいました。幸い即満口にはならなかったので、様子を見ていて秋の追加募集馬が発表されたのが今ココという状態です。この記事を書いている段階では4口無料権の行使先はゴッドフロアーの22かなあとなっています。

一口馬主出資状況-2022年10月まで

YGG

ロフティースマイル / 牝'19.03.10生 / 父エイシンフラッシュ

基本情報

これまでの経緯

2021年の4月頃に一口馬主というものをやりたいな~と思い、その時点で募集があった2歳馬で手頃な価格で出資できる中から。Twitterのフォロワーが出資していたのが一番の決め手ではありつつ、黒光りする馬体はいいなあとなったので。競馬自体始めたのがその前月だったので血統も馬体も何も分からない中での出資で、一番重視したのは「全く走らなくても許せるかどうか」。この点顔の良い牝馬ということで出資を決意。

デビューまでは順調だったものの、戦績は掲示板にもなかなか載らず苦戦。今の知識があれば「まあエイシンフラッシュ産駒だし苦戦するよねえ…」とはなる。戦歴の小話として、後に大型新人になる今村聖奈がデビュー2週間ほどの時に騎乗していたり。

苦戦はしているものの競馬はちゃんとしているし、何とか勝ち上がりは出来るのではと期待していた中、3月に中央5戦目の未勝利戦を走ったところで骨折が判明して中央登録抹消。かなり絶望したものの、治療は順調に行き笠松で再スタート。2着1着1着でスムースに地方2勝をしたことで9月に中央復帰が決定。笠松3戦目の「圭吾&典加結婚記念杯」優勝した時には本当に嬉しかった。初出資馬なのでこれからどうなるか、まだまだ楽しみにしているところです。

広尾

サンドクイーンの21 / 牝'21.02.03生 / 父ブリックスアンドモルタル

基本情報

これまでの経緯

↑のロフティースマイルが骨折して激萎えしていた時期、そのまま引退の可能性があり出資馬ゼロになるのは嫌だなあということで他のクラブを物色。その中で広尾が小口出資可能なクラブとしては結構な勝ち上がり率で、G1活躍馬も出している(ちょうどパンサラッサがドバイターフを勝ったところだった)、4口無料出資枠があるということでここで4口までは行こうと決定。

その中で目についた本馬の近況、5月末時点の計測で驚きの馬体重453kg。1歳牝馬ってこんなにデカくていいんですか??と衝撃を受けました(経験積めばこのサイズの馬も見慣れるのかもしれませんが)。あと輝く栗毛が眩しい。

父は新種牡馬ブリックスアンドモルタル。周りの評価を見てみても「米国芝馬の新種牡馬なんて分からん」が最大公約数の模様で、じゃあ張っていくなら今だな!名前好きだし!という発想で出資を決定。

↓のデプロマトウショウの21とセットで出資することの運命を感じたので、合わせての出資となりました。

デプロマトウショウの21 / 牝'21.02.03生 / 父キズナ

基本情報

  • 母:デプロマトウショウ(ファスリエフ)
  • 募集総額:3500万円 / 2000口
  • 生産者:桑田牧場

これまでの経緯

キズナ産駒は特に人気薄の時に馬券で何度か美味しい思いをさせてもらっており、キズナ産駒で牡牝それぞれ1頭ずつ出資したいよな~と思っていたところ本馬が目に留まる。1歳時点の馬体を見ても正直何も分からん程度の能力なので、血統で夢見れそう&計量と近況で特に悪いこと書いてないかだけは確認。

その上でどうしようかなとちょっと迷ったものの、近況でコンテナ揺らし遊びをしたり等ふーん面白い牝馬となって好印象。さらに先に出資を決めていたサンドクイーンの21と同生産牧場同誕生日、その後もずっと一緒にいて2頭で仲良くしているとの近況。百合オタクの脆弱性をやられたのでこれはもう行くしかないでしょうということで出資。

その後はサンドクイーンの21ともどもチャンピオンヒルズに移動。これは2頭とも期待していいということ…?サンドクイーンの21とは所属予定が東西で違うのでそろそろお別れかなと思っていたので、まだ同じところに在厩していてちょっと嬉しい。

その後本馬も10月の計測で488kgと「デカくね?」となっており、サンドクイーンの21ともどもデカい牝馬2頭での活躍に今から期待しています。

サンライズシェルの21 / 牡'21.02.06 / 父ヘニーヒューズ

基本情報

これまでの経緯

私の馬券デビューは2021年大阪杯だったんですが、そこでレイパパレの単勝当ててしまったんですよね。なのでレイパパレは自分にとって特別な馬になったんですが、サンライズシェルはそのレイパパレの半姉なんですよね。その仔に出資できると、はいじゃあ決まりで。

とは言え活躍しなかったら悲しい思いをするので、自分なりに活躍があり得そうか考えてはみました。まず牝系が強いのは当然アド(なにせ叔母がG1ホース)、父ヘニーヒューズは勝ち上がり率で優秀、遺伝子型もC:C(広尾では募集時にプラスビタールスピード遺伝子検査結果を公開してくれています)でダート短め路線でマッチしてそう。と素人考えであまり欠点は見当たらず、行く理由はあって行かない理由も特にないなら出資となりました。その後本馬はそこそこ早い時期に満口になっていたので、他の出資者の方々の見立てとそこまで変わらなかったのかなと思っています。